実店舗を持つかネットでショップを運営するか
商売の基本とも言える、物を仕入れて販売するというショップ経営は女性の起業にも向いています。
というのも、今ではこだわりのものを欲しがる人が多いので、大型店でなくても利益を出しやすいという時代になっているからです。
また、開業資金がそれほどなくてもインターネット上でオンラインショップを始めるという方法もあるからです。
まずは、実店舗を持ってショップ経営をするのか、ネット上でショップを展開するのかを決めるようにしましょう。
実店舗の場合は、固定客ができやすいことや立地や販売するものによっては効率よく利益をあげられるというメリットがあります。
一方のオンラインショップは、開業資金が少なくて済む、時間にそれほど縛られなくて済む、運転資金を減らせるなどのメリットがあります。
実店舗では様々なものを置けるのが楽しい
実店舗を経営する場合には、他店との差別を図るためにも自分の好きなもの、こだわりの商品を置くのがベストです。
ちょっと一般的でないものであっても、そのジャンルが好きな人には人気が出ますし、実物がある分、お店を訪れた人がなにかしらかを購入していってくれる割合が高くなります。
それに、自分自身のお店を持つことで起業したという自覚を強く持つことができますので、より意欲を持って仕事に取り組めるというのも大事なポイントです。
開業資金はお店の規模や仕入れないようによって変わりますが、やはり数百万円、具体的には300万円から600万円程度のコストがかかることが多くなっています。
しかし、これはテナントを借りるという前提で、しかもその物件を業者に依頼して改装をしてオープンという場合です。
もし、自宅のスペースを使ったりレンタルオフィスを利用してショップをオープンするのであれば、もっと安くできるでしょう。
リスクを減らせるネットショップの経営を始める人も多い
実店舗を持つ場合、どうしても物件の賃料や在庫の保管場所などにコストがかかってしまいます。
そのため、最近ではネットショップを始める人の割合が高くなっています。
オンラインショップは既存のオンライン販売サイトを使えば、自分でやることは少なくなりますし、セキュリティーや個人情報の管理などの面でも安心で、初めての人でも手を出しやすいというメリットがあります。
開業資金も少なくて済み、仕入れを別にすれば10万円から30万円程度でスタートできることが多くなっています。
上手に物を売っていくためには、お客さんが手に取ることなくサイトだけを見て購入を決めるということを意識して、写真の腕と上手なコピーが必要になるということを覚えておきましょう。