育児経験やスキルのある人には始めやすいビジネス
少子化が進んでいるため、社会的な意義も深い上に、そのニーズが増しているのが育児系ビジネスです。
どの親も大事に我が子を育てたいと思っていますので、プロフェッショナルのアドバイスを聞いたり、成長に役立つプログラムを受けたりしたいというニーズが高くなっているのです。
育児経験があることや、何らかの専門的なスキルを学んできたのであれば、そのスキルや経験を生かして仕事ができることになります。
育児系ビジネスは概して特に大きな開業コストがかかることはありませんし、商品の仕入れなどのリスクもないため起業しやすいというメリットがあります。
また、特定の資格というよりは、実績や実際にサービスを利用した親御さんからの口コミなどがビジネスの成功を分けるものとなりますので、始めるのが比較的楽というのも魅力です。
ベビーマッサージ教室などのビジネスを始めてみる
育児系ビジネスにはいろいろなものがありますが、関心が高まっているのがベビーマッサージなどの赤ちゃんへの施術を行うものです。
オイルなどを使って赤ちゃんにマッサージを行うことで、赤ちゃんの成長を健やかに促進することができますし、情緒面での助けにもなります。
自宅で行うこともできますし、出張して施術をしたり、産婦人科があるクリニックなどで仕事をしたりと、いろいろな働き方があるのもこの仕事の特徴です。
自宅でサロンを開くかなど、それぞれの働き方によって開業資金は異なってきますが、概して開業コストはかなり低く気軽に始められます。
施設を開くというコストを除けば、マットやオイルなどの費用だけとなり、数万円程度の開業資金で十分です。
外部のサロンを借りるなどして家賃がかかることもありますが、それはお客さんから徴収する費用に含めれば良いだけですので、実質的には負担となることはありません。
カウンセラー系の仕事も一定の需要がある
ベビーマッサージなどの、赤ちゃんに何らかの施術をするという仕事の他には、親を対象としてカウンセリングを行うという仕事もあります。
育児カウンセラーもしくは子育てカウンセラーと呼ばれるもので、民間資格があり、それを持っていると仕事がしやすいというメリットはありますが、仕事自体は資格がなくてもできます。
子育ての経験や児童心理などの専門知識を生かしてできる仕事で、仕事を始めるにあたって必要な設備はありませんので、ほぼ開業コストをゼロで始められます。
もし、特殊な育児法をアドバイスすることになって、知育のためのアイテムが必要となるのであれば、そのアイテム購入のための費用がかかるくらいです。
自宅でカウンセリングを行うこともできますし、どこかの施設を借りてセミナーを開くという方法もあり、それぞれの好みに合わせた仕事のやり方を採れます。