点数が資格をあらわす世界標準の英語力試験
この試験は、英語を用いたコミュニケーションのスキルを点数で客観的にあらわす世界標準の試験です。
合否ではなく点数で評価される点が最大の特徴で、難易度の異なる問題が混在して出題され、初級者であれ上級者であれ全員が同じ試験を受験します。
ですので、英語力を高めるモチベーションが維持し易く、ハイスコアを狙って学習を進め何度もトライする方も多いです。
出題の内容は聞く分野と読む分野の2つの分野で、書く分野と話す分野が試されない点が特色です。
グローバル企業では管理職などの資質の高度化を図るため社内の人事評価システムにTOEICを組み入れる企業も増加しており、社内のキャリアアップのためにはハイスコアを狙いたいところです。
また大学生の就活の際にハイスコアをエントリーシートに記載できればそれだけで英語力をアピールでき、もちろん転職に当たっても有利です。
このように、ハイスコアは社会的な評価が高く客観的な比較が可能で、就職や転職、昇進全てのシーンで強力な自己アピールポイントにできるため、トライする社会人や学生が毎年増加しているのです。
将来このテストを大学入試に組み込もうという案も提案されるほど定着しつつある英語力を評価する信頼性のある試験です。
就職や転職の際の強力なアピールポイントとするケースやビジネスの現場でも通用する英語を習得したいケースでは、650点以上のハイスコアを目指したいところです。
試験の概要
試験内容にはビジネスでよくある場面や日常生活の一場面をテーマとするものが多く出題され、ビジネス用語・表現が頻出します。
英語の文章自体の難易度は英検1級よりやや低いと言われます。
メインのターゲットとして日本や韓国のビジネスパーソンが受験することを想定して作られた試験であることから、特にリスニングでは日本人や韓国人が不得手とする単語の聴きとり等、ウイークポイントを突いた問題が用意されています。
聴き取りのリスニングは45分の試験時間で、パート1~4の4つのパート、読み取りのリーディングは75分の試験時間で、パート5~7の3つのパートにそれぞれ区分したうえで出題されます。
点数配分と出題・解答の形式
スコアはそれぞれ、5~495点で2つの合計ポイントが10~990点で評価されることになります。
リスニングとリーディング合わせて120分で200問が出題され、相当なボリュームがあり処理スピードと集中力の両方が試され、この能力が結果に大きな差が出ます。
問題用紙はすべて英字が並んでおり、その説明文も解答方法の指示も放送もすべて英語なので、問題形式を把握し慣れておくことはアドバンテージに繋がります。
なお、解答の形式はマークシート方式によりますので、受験が初めてでのケースでも、問題形式・解答形式を十分理解したうえで、可能な限り多くの練習問題をこなしておけば、本試験でも動揺することはありません、