キャリアウーマンはモテないか?
一昔前のキャリアウーマン観というと、「仕事ができて厳しい」「言動が強気で乱暴」といったようなイメージが持たれてきました。
これはおそらく80~90年代くらいの女性の社会進出が急激に進んだ時期に、男性社員を押しのけるようにして上がって行く上昇志向ギラギラの女性像がもとになっているからと思われます。
ですが時代は変化し、女性管理職が増え女性上司や女性社長のいる企業も以前よりかなり目立つようになってきました。
無理に男性を押しのけなくても周囲が女性上司や仕事ができる女性の存在を受け入れてくれるようになってきたことで、随分キャリアウーマンたちも恋愛しやすい環境が整ってきたなと感じます。
とはいえ同じキャリアウーマンの中にも大きな二極化が進んでいるようで、極端に恋愛が下手なタイプと、仕事と同じく恋も上手に渡り歩くことができるタイプとに分かれています。
恋愛がうまいタイプと下手なタイプには仕事面ではそれほど大きな差が付いていることはなく、むしろ「こんなに仕事ができる人なのになぜ?」という疑問を両方に持ちたくなるほどです。
一つ言えるのは恋愛の才能と仕事の才能は部分的に一致するところもありますが、基本的には全く違うスキルが必要になるということです。
もしキャリアウーマンを目指しつつよい恋愛を目指したいという人は、自分のスキルが恋愛面で欠けていないかということも自省してみてほしいです。
恋愛の下手なキャリアウーマンにありがちなこと
まず昔ながらの恋愛ベタなキャリアウーマンについて考えてみます。
恋愛をうまくいかせるためにはまず何よりも男性である相手に対して心をうまく揺さぶることができなければいけません。
恋愛が下手なタイプのキャリアウーマンによくあるのが、「世の中の男性はどうせ若い女が好き」「バカなふりをしないと男は自分を好きにならない」といったような先入観を持っているということです。
確かに世間には自分よりも劣って頭が悪く、自分を無条件に尊敬してくれる弱い立場の女性を求めている男性が多くいるかもしれません。
しかしそうした女性を好まず一緒に生活をしていくパートナーとしての賢さを持った女性を求める男性もいます。
最初から「どうせ」と諦めて攻撃的な態度をとっていては、仮に相手が自分に興味をもっていたとしても門前で鍵をかけてしまうことになります。
まずは先入観を捨てるとともに、「バカにならなければいけない」という気持も一旦捨ててみてください。
もう一つよくあるのが、男性に自分のことを認めさせようとしてやたらと議論をふっかけたり、相手の意見をいちいち否定して自分の主張を通そうとするタイプです。
自分の意見がある女性であるということは魅力の一つですが、それは相手を論破することでしか証明できないものではありません。
議論をするときどういった論理を持てるかや、どこで折り合えるかということこそが魅力になるということを忘れないようにしたいところです。
できるキャリアウーマンはここが違う
一方で恋愛上手なキャリアウーマンが使っているテクニックを考えてみます。
仕事ができる今時の女性に共通しているのは、「コミュニケーションがうまい」ということです。
初対面の相手に男女問わず好感を持ってもらうことで話し合いを円滑にしたり、交渉しやすくすることができます。
そうした能力はそのまま恋愛のテクニックにつながっていきます。
さり気なく相手のことを気遣う行動ができたり、うまくおだててやる気を持たせるといったことはできる女性管理職が得意とするところでしょう。
自分の長所をそのままうまく相手に伝えることができれば、付き合いに発展してからも自然な自分のままで相手との時間を持つことができます。